マイナンバーカードに関連して10万円の給付金の手続きや、コロナ対策の接触確認アプリ「COCOA」の提供等色々な場面で政府のIT絡みの弱さが指摘されている。
確かに他の国に比べて弱いのが目立つ。
しかし、ITに弱いのは政府だけではない。
日本人が弱いのだと思う。
失礼だが、一応スマホを使っている人も便利な機能を見様見真似で利用しているだけの様だ。
(その証拠にLINEを頻繁に使っていても、新しい友達を作る事を自分で出来る人が少ない)
スマホを使えば、自分の生活や仕事で活用出来る事は数限りなくあるが、その1%も使っていない。
それを私は不思議に思っていた。何故か?
日本は、その消費材に対する異常に高い要求品質から知られる様に、サービスが微に入り細に入りが当たり前。
そういうサービスに慣れきっている。
だから自分でサービスを探して活用を模索する様な面倒な事には慣れていない。
そして、それで満足している。
他の国は普段の生活に不便は付き物で、それをカバーするのは自分で工夫しなければならない。
だから少し便利な道具があるとこぞって使おうとする。
そうして利用者が増えればサービスの提供する方も更に工夫して充実したサービスになって行く。
この好循環が日本の場合は成り立たない。
ある意味で普段のサービスに満足していて、更に便利な道具を求めようとしない。
そんな日本国民の代表なのだから政府にITを使いこなす人は居ないと見て間違い無い。
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