Wordで口述筆記が現実的になってくると、その活用方法が気になる。
散歩に出る機会があったので、普段考えている事を録音する事を思いついた。
いつも散歩の時は側にいる妻が今日は用事でいないので丁度良い。
普段は新聞や雑誌を読んで考える事は、なかなか文章化する気にならない。
起承転結を構成する程考えがまとまっていないからだ。
しかし、思いついた事を簡単にメモ出来れば(この様に録音してテキスト化出来るならば、)そのハードルは低い。
散歩する右手にはカメラ、左手には録音アプリを開いたスマホを持って歩く。
考えを喋りながらまとめて行くというのは慣れていないのでぎこちない。
しばらくはそんな状態で歩く。
文脈は前後して乱れているが考えていることをとにかく喋る。
時折りすれ違う人がいる時は停止する(変な人と思われたくない)。
60分位の散歩で意味ある喋りになったのは半分もないだろう。
しかし、それなりに考えていることは録音出来た。
帰宅してからパソコンに向かいWordを開く。
新規作成文書を開き録音ボタンを押してスマホの録音を再生する。
次々とテキストが入力される。
素晴らしい。
誤った漢字が現れる事もあるが後から修正出来そうな漢字だ。
かなり長い文章が出来上がった。
さてそれからキーボードを使い、その文章を順に添削して仕上げる。
録音して間がないから少々の誤りは簡単に修正出来た。
自分で最初からキィーボードで入力する方がもう少し考えはまとまりそうにも思うが、スタートしたばかりだからと合格点を出す事にした。
何よりも、取り留めもないことを文章化することは面倒でしなかった。
しかし、文章にする事で考えがまとまるという効果もある。
これからは徒然に任せて口述するのも良さそうだと思う。
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