昨日は散歩中に知人から電話があった
奥さんの新しく購入したパソコンへのメール移行でトラブっているので助けを求めている
そのパソコンはWindows10なので、私には不案内でOutlookの問題なのか、アカウント認証の問題か詳細が分からない
彼は高齢だが理系でパソコンに特別弱い訳でも無い
その彼が二日も悩まされている
パソコンメーカーのサポートに問い合わせるがアクセスが多くて繋がらない様だ
この繋がらない状態は非常に多くて、私も殆どのサポートで経験する
0120で受け付けるサポートは期待出来ない
チャット形式のサポートも用意されている様だが高齢者にはハードルが高い
慣れていないと用語が分からないからやり取りが出来ない
先日のスマホ同好会でも限られた機能しか使っていないのが分かった
使い方を学ぶ機会が殆どない
息子や娘と同居していれば面倒がられるが少しは助けになる
しかしシニア夫婦だけだとお手上げだ
ソフトバンクはYouTubeにスマホ操作の案内動画をアップしているが、それとてYouTubeの使い方を知らなければならない
スマホに慣れた壮年世代がリタイヤしてからならばインフラとして活用出来るかもしれないが、それには相当の年数が必要に思える
それまでは日本は世界のデジタル後進国のままということになる
菅内閣はデジタル庁を新設して行政の効率化を目指しているが、多くのシニアがデジタル難民となり置き去りにされかねない
スマホやパソコンは、問題が発生しても
1.端末機器
2.ソフトウエア
2.通信機器とその設定
3.プロバイダー
4.その他
それぞれ問い合わせ先が異なる
原因の特定が出来ないと問い合わせてもたらい回しになる
それらを「統合したサポート体制」が無いとトラブルを恐れるユーザーは不案内な機能に手を出さず結局経験を積む事が出来ない
平井デジタル改革相は2021年秋迄にデジタル庁を開設する為に準備されているがこの様な問題点も理解して欲しい
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