ロンドンの「スマホ同好会」のZOOMミィーティングに参加して3回目に名指しで質問された。
「日本の旧友達とビデオ通話したいが、全く反応が無い。日本はどうしてビデオ通話に興味がないのかしら?」
私は、ロンドン在住の方達のZOOMミィーティングに日本から参加しているので、二、三回答した。
質問された方は高齢(失礼)の女性でiPhone保有です(因みにメンバーの方たちの90%はiPhoneとの事)
①ビデオ通話は顔を出すので慣れていない
②ZOOMはシニアにはハードルが高い(因みにロンドンではLINEの利用者無し)
それからじっくり考えてみた。
日本では確かにシニアは幅広くスマホのアプリを利用しているとは言えない。
それは何故か?
根本要因は「スマホは分かりにくい」ではないか?
①シニアのメインスマホはAndroidが70%以上(別表:年代別スマホ:出典MMD研究所)
②Androidはメーカー、OSバージョンで操作画面が少しずつ違う。家族に聞いても若い世代はiPhoneで操作画面が違う
③ネット検索しても、他の人に聞いても別機種だとその通り操作が進まない。
iPhoneの場合は機種やバージョンが違っても殆ど同じ操作で尋ねる人が多いのだが、シニアはiPhone保有者が少ない。
iPhoneは確かに高い。しかし、サポート期間が約6年とAndroidの3年に比べて長い、そして仮に中古で売ると高く売れる。車の中古車市場と同じで実質的なランニングコストは変わらないのである。(車は修理、車検等高級車は割高だが、スマホには差がない)
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