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コロナ禍の三年を乗り越えて

シニアにはコロナ禍の外出制限はどうだったのでしょう。

貴重な3年間を失った事になるのでしょうか?

若い世代にはどんな時代でも現実の世界と向き合い生活しなければならないから、あまり選択の余地は無かったかもしれない。

しかし、我々シニアは、行動するかしないかを選択出来ました。

消極的に逼塞したか、積極的に行動制約を逆手に取ったか?

幸いこの3年間で通信インフラは普及しました。

IT機器は飛躍的に情報処理能力を向上して、個人の手元に魔法を実現するツールを届けてくれました。

たった三年でしたが、もう元には戻れない地点に辿り着きました。

その歩みはあらゆるサービスの受け手を二極化しました。

サービスを利用出来る人と出来ない人には、明らかに得られるモノに差がつきます。

単純に勝者と敗者ではありません。

見える世界が大きく異なるのです。

物質的な違いならばその差が分かります。

しかし、見えるか、感じるかの違いですから説明し難いし、見えない人には意味不明かも知れません。

取り残された自覚のないまま過ぎて行きます。

でも何か違うと時々感じるかも知れません。

私も別な側面では、完全に置いてけぼりを食ったと感じる瞬間があります。

でも全てを得る事は出来ません。

自分の身の丈に合った環境で技術の進化を享受する事が精一杯です。

シニアの仲間と助け合って楽しみたいと思います。