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睡眠の変化を把握する

OuraRingと言う指輪型のヘルス機器を四六時中装着している。

外すのは3日に一回の充電の時だけ。

2年3ヶ月も付けて大体自分の睡眠状態を把握して毎日のコンディションが安定しているのが分かる。

色々な測定項目があるが段々と気にしなくなる。

大した運動習慣も無いので活動状態を追跡する興味もない。

 

毎日チェックするのは起床時で、睡眠状態のカーブを見る。

最低心拍数の経時変化である。睡眠の深さは心拍数の低下に現れる。つまり睡眠の深さの経時変化のカーブをチェックしていることになる。

理想的なカーブは睡眠スタートから比較的早く最低心拍数に到達しそこから徐々に覚醒に向かって上昇してゆく。

その間、レム睡眠とか浅い眠り、深い眠りを繰り返す。

この棒グラフを見るのも楽しみで結構分かりやすい。

(時々、妻と比較してその違いの大きさを笑ってる)

 

概ね理想に近いカーブか少し変則的になる事はあるが、昨夜のカーブは異常だった。

朝方にかけて徐々に最低心拍数が下がって来た。

だから起床時間になり起きるのだが、あまり覚醒感が無くて少し眠く感じる。

こんなカーブは殆ど経験が無い。

 

それで何故か?を考える。昨日は取り立てて変化が無くて平穏な一日だった。

この様に訳のわからない事が起こり、その原因は何かと考えるのもOuraRingを装着している事の意味だと思う。

コンディションは一日単位の睡眠では無くて3日〜1週間単位の睡眠状態で変化する、

それは毎日のアクティブ(活動)との相互作用とも言える。

 

人間の身体と言うのは環境や自分の内的・外的活動に対して常に反応し、最適な状態を保持する為に素晴らしい活動を繰り返している事を実感する。