· 

21/6/4 今は有事だが、平時のルールでは遅すぎる

友人がコロナワクチン接種の混乱で

日本医師会を批判していた

気持ちは分かるが

医師会は自らの利益を守る利権団体

選挙時の集票力が大きくて政治家は手が出せない

本来は厚労省(国)が、国民の利益に鑑みてその権益を制限して活動を軌道修正する必要がある

 

諸外国では医師の適正数や地域配置をコントロールしている国もあると聞く

日本は個人病院が圧倒的に多いので、今回の様な有事においては国の指導が働かない

 

都道府県がワクチン接種の具体策を任されたが、知事とて各病院には協力を仰ぐしか出来ない

 

一番の問題は知事同士がどの様な具体策を取るかを検討し決定する枠組みがない事だ

全国知事会はあるがあんな儀礼的なものでは有事に対応出来ない

 

日本は平和ボケして、有事関連法(三法を平成15年、七法を平成16年に制定した)の見直しを怠っている

戦争時や一部大リスク施設の事態対処を定めているが、パンデミックやサイバーテロ等々への対応は不十分だ

 

「有事の時」は当然私権制限をするので法律の制定にはアレルギーがあり不成立になる

 

とにかく議論の出来ない国「日本」なので北朝鮮のミサイル打ち込みや米中軍事紛争の時にどうなるのか、考えたら恐ろしい