妻と二人で上高地を楽しんで来た
昨年はコロナ禍で中止したが
毎年恒例の避暑地旅行である
4泊五日を堪能した
同宿の人や宿の人には何をするんですか？
と聞かれる
散策するだけである
毎年来ているから何処に何があるか分かる
それらが毎年少しずつ様子が変わる
水量豊かな池が段々と枯れて沼となり遂には草地になってる事もある
そして、自分達も少しずつ歳老いる
スタスタ歩けたのがよろけたり
杖が頼りになる
話し掛ける声に反応が無く、
聞き取れないのだと気付く事もある
日本猿も現れて近くで見ても平気である
今年はツキノワグマが出没したと言う情報が多く出ていた
心配したが現地の人は気にしていない様子だ
熊ベルを買って人気の少ない所では鳴らしたが危険を感じる事は無かった
コロナ禍の影響で少し混雑する場所ではマスク着用がマナー
遊歩道を歩くのもマスク着用者が多い
すれ違っても挨拶しにくい
流石にコロナ禍で河童橋の賑わいも寂しい状態だが、
のんびりと散策するシニアには閑静を味わえるまたとない機会だった
何回来ても雄大な景色は魅了される
朝夕の霧や雲、太陽光の変化が山肌に映り見飽きない
多くの写真を撮り並べてスライドにする
同じ山並みなのだが毎年様子が違う
それを見比べるのも楽しみの一つ
散策で疲れた身体にお風呂と夕食は悦びに浸る時間になる
普段飲まないビールやワインもついつい量が増える
そして9時にはもう寝ている
来年はコロナ禍はどうなっているのか
この素晴らしい眺望と空気を味わえる人が多くなる事を祈らずにいられない
コメントをお書きください