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'19/11/24 少子高齢社会はインターネットの帰結

少子化は、賃金格差の拡大と未婚率の増加が直接的な原因だと思う。

しかし、パソコンの普及とブロードバンドによるインターネットの利用拡大は世界の情報の同時伝播とその情報の活用の巧拙が富の集中を生み、そして賃金格差に繋がる連鎖となった。

インターネットはその圧倒的な利便性により、後戻りできない世界を生み出してしまった。

知る事が幸せに繋がるとは限らない。

現在の収入の多寡や容姿の端麗によりみずからの幸福の条件と勘違いする様な情報が溢れる世の中なのだから、結婚しない選択をするのも無理はない。

では解決策は有るのだろうか?

結婚の価値観を変えるパラダイムシフトしか方法はないのではないだろうか?

それは、地球の環境を維持出来る許容限度を超えた人口が、自然の脅威により減少に転じるのを待つしかないのか。

少子高齢社会を防ぐのでは無く、それを受け入れ、その中で如何に調和する世界を目指すかを考えるべきだと思う次第である。