ローマ教皇フランシスコが4日間の日本滞在を終えて帰国した。
素晴らしいメッセージを残した。
「平和と安定は団結と協力に支えられた道徳観からしか生まれない。軍備管理の国際的枠組みが崩壊する危険がある」と。
私自身は、宗教的な権威を崇めてはいない。
しかし、人類が他の動物を凌駕し君臨する力となるネットワークを作り上げる権威は認めざるを得ない。
今回の訪問を通じて、世界に蔓延する争いの脅威を治める唯一の存在である事を改めて強く思った。
富の偏在が極まり、自国第一のポピュリズムが支配する政治には世界を平和に導く力は無い。
フランシスコ教皇はトランプ大統領のメキシコ国境での壁の建設には「懸け橋でなく壁を作ろうとする人はキリスト教徒ではない」とたしなめた。
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