世代を65歳とか75歳とかで区切るのでは無く、50歳で区切る長谷川敏彦氏の「人口遷移論」に触れた。
それに触発され1stキャリア(50歳以前)2ndキャリア(50歳以降)として高齢社会を捉えると
今までと違う発想が出来る。
現在は、1stキャリアが80%で安定していた19世紀型の人口構造が
2ndキャリアが50%迄増えて安定する21世紀型に移行している真ん中で混乱期とする。
21世紀型で安定すると、1stキャリアも2ndキャリアも
一人が異なる充実した人生を送る体制が出来るのでは無いか。
50歳はまだまだ残りの人生を新しい事に挑戦出来る年齢だ。
その挑戦の為に1stキャリアは多様なスキルを身につけなければならない。
それは経験豊富な2ndキャリアの人達とのコミュニケーションから得られるものだ。
従って、そのコミニケーションを可能にする社会的なサポート機能がインフラとして確立しているのでは無いか。
現在は2ndキャリアのスタートが65歳と遅いので
新たな挑戦に踏み出す人は少ないし社会的なニーズも充分では無い。
しかし、混乱期に踏み出す人に何らかのサポートするキッカケとなれば嬉しいのだが。
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