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'19/11/29 高齢者は啓蒙活動に(続)

世代を65歳とか75歳とかで区切るのでは無く、50歳で区切る長谷川敏彦氏の「人口遷移論」に触れた。

それに触発され1stキャリア(50歳以前)2ndキャリア(50歳以降)として高齢社会を捉えると

今までと違う発想が出来る。

現在は、1stキャリアが80%で安定していた19世紀型の人口構造が

2ndキャリアが50%迄増えて安定する21世紀型に移行している真ん中で混乱期とする。

21世紀型で安定すると、1stキャリアも2ndキャリアも

一人が異なる充実した人生を送る体制が出来るのでは無いか。

50歳はまだまだ残りの人生を新しい事に挑戦出来る年齢だ。

その挑戦の為に1stキャリアは多様なスキルを身につけなければならない。

それは経験豊富な2ndキャリアの人達とのコミュニケーションから得られるものだ。

従って、そのコミニケーションを可能にする社会的なサポート機能がインフラとして確立しているのでは無いか。

現在は2ndキャリアのスタートが65歳と遅いので

新たな挑戦に踏み出す人は少ないし社会的なニーズも充分では無い。

しかし、混乱期に踏み出す人に何らかのサポートするキッカケとなれば嬉しいのだが。