日経のコラムに、「レジェンドレーシングドライバーズクラブ会長 大久保力」氏の寄稿が載った。
驚いたのだが、自動車教習所の基本がMT車(手動変速)というでは無いか。
これではとっさの時に間違える事もある。
先ずこれを変えて、そして定期的に講習を実施する事で事故は大幅に減ると思う。
以下にその内容の一部を転載する。
『運転の基礎となる免許証取得の教習システムが時代に合っていないと痛感する。
今や乗用車の98%はAT車(自動変速)なのに、教習内容はMT車(手動変速)が基本だ。
こうしたギャップが高齢者にも多い「アクセルとブレーキの踏み間違い」事故の原因につながる。
ペダルが3つあるMT車は左足でクラッチ、右足でアクセルとブレーキを操作する。
これに対し、ペダルが2つのAT車は右足でアクセル、左足もしくは両足でブレーキというかたちが有効かつ合理的で安全なのだ。
実際、AT車の普及の進んだ国では、教習もそのように変わることがあるようだ。』
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