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'2019/12/27 デモが世界各地で激化した2019年度

日経のFinancialTimesコーナーの掲載記事から。

デモがここまで地理的に広範に起きた年は無い。

日常生活を混乱させ、政府を同様させる大規模な抗議活動がざっと数えて16ヵ国地域だ。

何故か?が特定出来ないほどのバラバラな場所(豊かさも)で発生している。

SNSにより他国の状況が伝わりやすく、自分達の置かれている状況との比較が出来る事、世界の富の偏在が顕著に拡大した事などが要因に挙げられるだろう。

そこに、世界のリーダーが融和を掲げず、自国ファーストと言い出す始末。

デジタル化が進むと「白か黒か」を明確にして、人間本来の曖昧さを否定しがちだ。

AI(人工知能)はヒトの判断よりも早く正しい答えを導き、少数の弱者(多数の弱者かもしれない)を切り捨てる風潮を助長するだろう。

「功なり名を遂げた高齢者」は、権力・利権にしがみつく事なく、

次世代の若者を助け導く黒子に徹する様にしなければ、世界は破綻する。