大晦日の恒例行事だったNHK紅白歌合戦が高齢者には遠い存在になって久しい。
歌が好きでカラオケも良く使ったのだが、先日の出演者リストを見て2割位の人しか分からなくなった。
ジャニーズ系に代表される大勢で歌う曲は皆同じ曲に聞こえてしまう。
娘達の世代は結構知っている様だが私には違いが分からない。
いつ頃からか、個人の歌唱力をアピールして演歌だ歌謡曲だとファンが騒いでいたのがグループで踊り回るのにトレンドが変化した。
何故か?何が変わったのか?
音楽表現がパソコンベースで誰でも出来る様になったので、ソロで表現し特徴を出すのは難しくなった事も大きな要因だと思う。
そして音楽媒体が多様になり、リズム感の良い若者世代が歌い上げる単純なリズムでは満足出来なくなってきた。歌唱力では無く、リズム・ハーモニーを加えた総合的な表現力が求められる様になって来たのだな。
我々高齢者とて一世代上の歌手の曲には物足りなくなったのと同じ現象が起こっているのだろう。
次の音楽シーンはどの様に変化して行くのか、実は既に数ステップ変化しているのかもしれないが、私には理解出来ないだけかもしれない。
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