7月7日に投開票された東京都知事選は非常に興味深い結果となった。
当選は現職の小池百合子氏(291万8015票)2位は石丸伸二氏(165万8363票)、3位が蓮舫氏(128万3262票)となった。
2位の石丸氏は立候補するまでは全くの無名であった。
元安芸高田市長とは言え知名度は低い。
しかし、SNSを有効に使い拡散されてTVも取り上げる様になってから激しく追い上げて蓮舫氏を抜く健闘だった。
ネットを活用した選挙活動はこれまでもあったが、その成果が大きく反映されたのは今回が初めてではないか。
選挙戦術にSNSやYouTubeを活用する事の重要性を知らしめた。
大きな転換点かもしれない。
そして、混迷を深めたのは小池知事の学歴詐称、某プロジェクトのお金の使途のスキャンダル等によるフェイクか否かの不明瞭さだった。
米国のトランプ騒動ではないが、報道の真偽が不明で犯罪紛いの行為を糾せない政治のあり様に戸惑う。
若者ほどSNSを駆使して情報を集め行動を決定しようとしている。
高齢者ほど既存メディアに頼って、両極端な傾向となった。
我々は情報リテラシーを高め真実を見極める必要性がますます高まったと思う。
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