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'20/1/24 認知症が怖い

ギターサークル仲間Aさんの妻Bさんが認知症が現れて一年経つだろうか?

まだ70歳代前半で発症の少し前までAさんと二人で合唱サークルに参加していて元気そうに記憶していた。

Bさんに認知症が現れ、歩くのも少し不自由になってAさんは甲斐甲斐しくサポートしている。

息子さん達はそれぞれ独立して別居だから、Aさんは家事から食事から全てやってサークル活動をこなしている。

Bさんはデイサービスに週二回行っている。

困るのはBさんが、Aさんが外出して一人きりになるのを不安に思うのか、極端に嫌がる事だ。

だからAさんがサークルに参加するのは、息子さん達のサポートを得られた時以外は同行することになる。

しかし、長くはサークルで見学出来ず、直ぐに帰宅したがる。

だから少しずつ外出の機会が減ってゆくと心配している。

私にとって認知症はまだまだ遠い話と思っていた。

父は認知症が現れて程なく他界し、実の母が認知症が現れたのが85歳頃からだから実感が無かった。

認知症になれば妻の世話になるくらいにしか考えていない。

妻が先に認知症になるケースは想像していなかった。

しかし、比較的若くても身近な例があり、しかも外出に支障が出るのは生活が大きく変化すると気付かされた。

趣味もままならず介護につきっきりになる事は大変な事だ。

老老介護等色々ニュースにはなるが、どこか現実味が無かったがようやく自分の事と捉えられる様になった。

長生きするということは色々なリスクを抱えることになる。

甘んじて受け入れるしかないが、出来るだけ静かな生活を維持する為にどの様な健康管理をして身の回りの準備をするか考えて置く必要がある。