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'20/1/30 自治会のあり方と役員になる事

日経新聞のコラム「家族の変化と社会保障」のシリーズが1/30の9回目で完結した。

毎回、家族の意味が経済的に説明され興味深かった。

最終回は「地域の支え合い 透明化を」と題され掲載された。

自治会活動への示唆に富むので、以下転載し私の感想も書きます。

 

「世帯の小規模化や核家族化で伝統的な地縁や血縁による地域社会の支え合いの機能が弱まっています。」

「こうした地域での支え合いを担ってきた自治会や町内会は、役員を引き受けた人に負担が偏るなど、とかく批判も多いのですが、支え合いの供給を、人々の自発性に頼っているのが原因です。

 自発性に頼れば、自分は活動に参加せず、その便益だけを享受するフリーライダー(ただ乗り)の問題が発生します。ただ乗りによって重い負担を押しつけられた人には不満がたまり、地域での支え合いも社会的に望ましい水準を下回ることになります。」

「では、どう解決したらよいのでしょうか? 人々のライフスタイルが多様化し、仕事や子育て、介護などで活動を引き受けられない人も多くなっています。まず膨らむばかりの活動内容を精査し、地域での支え合いとして最低限必要なものに絞ります。そのうえで自治会費や町内会費の支払いは義務化します。引き受けた人の善意に頼りきるのではなく、報酬を支払ったり、事業者に外注するなど、金銭的・組織的に透明化することが必要でしょう。地域住民間で公平に負担し、運営していくのがよいのではないでしょうか。」

 

 私はこの春から自治会の役員を引き受ける予定で、周りからは変わった人と見られている。

プライベートの時間を拘束され、面倒な事にも巻き込まれがちな役員なので立候補する人など皆無だ。

しかし、今までの人生経験から「若い時の苦労は買ってでもする」は正しいと思っている。

じゃあ年寄りの苦労は?となるが、「若者には苦労でも、年寄りには天が助ける」と思っている。

天とは大袈裟だが、経験もある、ヒトもいる。