自治会新年度に向けて役員引き継ぎを受けた。
前任者がしっかりした人できちんとファイルに資料を整理され、そして年間の出席・参加した会議・行事を時系列にまとめてくれていた。
それを三役に説明してもらい良く理解出来た。
素晴らしい人材が揃って居て心強かった。
しかし、気がついたのは、随分と紙ベースのアナログな世界だということだった。
パソコンやガラケー・スマホを所持して使っているが、
それを活用するよりも口頭連絡に頼ったり、
議事録・資料作成が丁寧だが手間と時間をかけ過ぎている様に見えることだった。
事務処理をIT技術を使い簡便・効率的に処理すると役員間の情報処理能力に差があり、
誰かを置いてけぼりにする可能性があるからなのかと思った。
しかし、その事よりも過去のやり方を変えずに踏襲する事で、
批判やトラブルを避ける事に重点がある様だ。
過去の資料をそのまま使い、変更点だけを上書きする感覚だ。
だから最初に作成された使いにくいフォーマットが残り、活用するのに不便なままだ。
あたかも今の自治会会員がIT技術やSNSに触れず、昔と変わっていないかの様だ。
私とて最先端の技術から見たら低いレベルでもがいている(いや満足してる?)ので生意気な意見かもしれないが、自治会の事務処理は今の半分の手間で出来そうに思える。
その分を会員相互の意思疎通を図り、会員参加の手立てを試みる自治会活動の本筋に近づける事が出来るのではないか。
ネットに溢れる自治会活動への否定的な意見や行動は、多くの自治会が色々な工夫をせずに旧態前の活動を続けている事への批判なのかもしれない。
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