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'20/2/21 なぜANAホテルは「桜を見る会」問題で最高権力に忖度しないのか

DiamondOnline2/21付け、鈴木貴博氏の記事から。

「ANAホテルの「回答」に賞賛 しかし企業としては得なのか?」

目先は損なのだ。だが、何故?

「損な行動をとった理由は「外資系」だから?」

そう、インターコンチネンタルホテルズグループが74%の資本を持つイギリス系企業だから。

「嘘をつかないことのほうが目先の利益よりもずっと大事」

外資系企業の社員にとって、グローバルなルールは現地の社会ルールよりも上位に位置します。

グローバルブランドを守るほうが、目先の業績よりも重要だからです。

「「無能」を理由にして逃げる日本組織のガラパゴスルール」

日本企業のガラパゴスルールとして、何かを隠蔽する際に「無能を理由にする」というやり方が、日本だけで許されていること。

最後に結論は「日本国内の政治問題も、コロナウイルス騒動も、海外メディアのニュースを読むほうが、客観的な情報を手に入れられるようになってきました。

メディアも含め、社員が権力者に忖度しないように振る舞わざるを得ない外資系企業という存在は、2020年代の日本社会や日本経済の良心として参考にできるのではないか――。」

日本はいつまでも太平洋戦争の時と変わらないと思った。

長いものに巻かれ、上の不正に抵抗しない。

だから、憲法を見直し自主憲法を策定するのが本質であっても、再びの権力の暴走が恐ろしくて賛成出来ないのだと思った。