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'20/3/20 千葉県虐待死に思うこと

中日新聞3/20朝刊から。

「千葉県野田市の小学4年、栗原心愛(みあ)さんを虐待死させた父親勇一郎被告(42)は千葉地裁で懲役16年の判決を受けた。」

DV当事者支援の人の感想は 『他の加害者と共通する点

※「自分を公正と思う人ほど、自分の正義に当てはまらない人を制裁しようとする」

※「自分への評価を気にして対外的に丁寧な反面、身内や目下とみなした人に対する言動に無頓着な「二面性」』そして印象的として 『強い口調で心愛さんをせかす被告の様子を、被告の母親が「昔、自分が勇一郎にしていた言い方だった」と証言した。』

親が子を愛する事は変わらない、しかしその愛の表現の仕方が様々で、間違えている事もある様だ。

この事件に思うのは、親は、子供が社会に出て様々な困難に耐えられる様に育てる責任がある。

だから時に厳しく育てる必要もある。

しかし、厳しいばかりでは豊かな情操を育くむ事が出来ない。

確かな愛情が必要である。

この加害者は本来なら妻が愛情を注ぎ厳しさと愛情のバランスをとる役割分担が出来ていれば良かった。

しかし、加害者は、妻が愛情を注ぐのを暴力で阻止する誤りを犯してしまった。

自分の厳しさが子供への愛情の一面である事を理解せずに、自分の感情の吐口にしてしまった。

妻が身体を張って子供を守れなかった。

加害者がその母親から受けた厳しさが不幸な連鎖につながってしまったのだろう。