日経新聞の書評・加藤徹明治大学教授 「ウイグル人」トルグン・アルマス著(ウイグル人の作家トルグン・アルマス(1924~2001年)が、民族的矜持をこめて書いた歴史書である。)
書評を読んで、この4,545円の本を読みたくなりAmazonで探すと中古品が1点あった。
14,651円の価格だ。(買わなかった)
「中国政府は、ウイグル人は漢民族と同様「中華民族」の一員であり、新疆は昔から中国の一部だったと主張する。」
この本とは直接関係ないが、普段感じている事を思い出した。
中国の人口は14億人で世界人口77億人の18%を占める。
それだけでも過大なのに、更に台湾を欲しがり、ウイグルも欲しがる。
昔の様に情報が途絶出来る時代ならば、軍事力・警察力で統治出来るかもしれないが、インターネットで情報がフリーに行き交う時代には困難が伴う。
(今はネット検閲を人の目、アルゴリズムにより行なっているが、その網の目からの漏れも多い)
地政学的に手放せない土地があるのは理解出来るが、大き過ぎる人口は世界経済への影響が過大で、少しの異変が世界に大きく波及する為に常に微妙なバランスを適切に取る必要がある。
グローバルな世界では中国の異変が世界に波及し、それが更に深刻な影響を中国に及ぼす。
残念ながら、どの国もカウンターバランスになり得ない。
本来なら、中国は4つ位の大国で合衆国としてまとめる方が高い国力で世界を支配出来るのではないか?
但し、共産党による支配では誤謬が避けられず、破綻するだろうが。
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