厚生労働省が、新型コロナウイルスの院内感染を防ぐために、初診患者へのオンラインや電話での診療が4月13日から始まると発表した。
処方箋も薬局の薬剤師からインターネットや電話で服薬指導を受けたうえ、配送で受け取れる。
但し、新型コロナウイルスが収まるまでの期間限定だ。
遂に始まった。
何が契機でも厚い壁を破った意義は大きい。
これは長期の戦いになるので、その間にこの利便性に目覚めた患者は期間限定で再度元に戻す事を非難するだろう。
元々、患者が病院の待合室に長時間待たされるのは不合理だった。
この感染リスクや時間ロスが無くなる事の価値は大きいが、それだけではない。
オンラインで診察を受ける体制が出来上がれば、病院や医師の力量や対応力が問われる。
それらの判断の基礎になる個人の日常的な基礎データの取得も価値が上がるし機器の利用も促進される。
これが日本の高齢化社会の医療体制のインフラとして重要な意味を持つ事になる。
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