コロナ感染を防ぐ為に色々な対策がとられている。
それは分かりやすい言葉でスローガンとして流されるが、時として本来の目的を見失い誤った方向に誘導される事がある。
そして、それが暴力的な力で実施されると誰も正論を言えない雰囲気が現れる。
以下はそれを指摘する記事として紹介したい。
プレジデント酒井 政人氏の記事から。
『新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、東京都は5月の大型連休を「ステイホーム週間」と呼び、一層の外出自粛を呼びかけている。
そのため都は公園の遊具も使用禁止にした。』
『スポーツライターの酒井政人氏は「遊び場所が減り運動不足になれば、子供の免疫力は落ちる。
そうなれば再開した学校が『クラスター』となるのではないか」と訴える。
(中略) 子供の運動不足をもたらす「公園の遊具禁止」は勇み足だ。
「公園はすいた時間、場所を選ぶ」ようにした上で、遊具にウイルスが付着しているリスクがあることを前提に、親の責任で、子どものマスク着用と、遊具使用後の手洗い・消毒を徹底すればいいことだろう。
(中略) コロナも怖いが、外で運動をしないリスクも恐ろしい。
運動不足は免疫力にも大きく影響する。
筋力が低下することで、疲れやすくなる。
(中略) 日光を浴びてビタミンDを生成しないと骨粗しょう症のリスクが高まる。
(中略) 外で運動する人々は「外出自粛しない不届き者」なのか。
目的は「感染を防ぐこと」だったのに、いつの間にかそれが「自宅から出ないこと」に変わっているのだ。
本来、外出そのものは悪ではなかった。
つまり、自宅にいることが正義ではなかったはずだ。
感染しないための健康体を維持するために工夫をすることが“正解”だろう。』
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