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'20/6/8 好きな事を活かして生きる幸せ

学齢期に自分の生きる糧を決める事の出来る人は幸せだと思う。

しかし、稀だろう。

人生経験が少なく、好きな事だと自覚する事も難しい。

他人との比較も出来ない。

だから周囲の大人が重要となる。

特に指導者の重要な役割と言える。

そして生活を共にする父兄は日常の行動を見て頻繁に現れる特徴を観察して適切な導きが出来る立場にある。

それが生業にならなくても、生業を支えるスキルに繋がる可能性が高い。

一言その事について褒められたり認められると、強く心に残りその後の支えになる。

好きな事は集中して繰り返す事が出来るから習熟する。

それを活かして仕事が出来れば強力な武器になる。

例えば、人と話す事、人をまとめる事、人を観察する事等は本人が得手と自覚しにくい。

集団で仕事をする時には、これらの事を仕事ではなく好きだと思える人が居ないと高い成果を得られない。

どんな人にも何らかの特徴がありそれを活かす道がある。

早くからそれを認め自覚する事は彼が幸せな人生を進めるかの大切な岐路となる。

私の幸せな(?)人生を振り返って気がつく事である。

若い時には自分では分からなかった。

だから、歳をとり見える様になりお節介をやくともいえる。