年長の知人からご機嫌伺いのメールが届いた。
久しぶりに喫茶店で会って話しませんか、というお誘いである。
私はあまり友達が居ないので、その様なお誘いは珍しい。
いつもながらこちらからはまず誘わない。
お酒の席もそうである。
そして、逆に誘われたらまず断らない。
良く、次は誘って下さいと言われるが、昔から自分から誘うのが苦手である。
誘って断られるのが、気づまりなのだろう。
と言うか誘われた相手が断れなくて苦労するのかも知れないのが嫌なのである。
だから、気楽に誘える人が羨ましかった。
ニコニコと笑顔で近づいて来て、「今夜どう?」と誘う。
こちらも、嬉しいから「いいよ」と言う。
本当に嬉しいのである。
今は退職して妻と二人で居るから、前日迄に誘ってもらう様にしているが、単身赴任の時は「待ってました」だから嬉しい。
少し話が横に逸れてしまった。
そうだ、知人からお茶を誘われたのである。
何となく、コロナ禍の制約と言うか自粛が解け始めたのかな、と思えるメールだった。
皆さんお互いに、誘う事を躊躇っている様だ。
感染への警戒感は人により違うので、下手に誘うと無警戒な人と嫌われるかもしれない。
だから、勇気を持って誘ってくれたら、間髪を入れずに返事をしなければならない。
それがエチケットだと思う。
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