コロナ後を予測する記事が多いが、興味深いのが次の記事、President onlineから。
私自身、人と会う機会が減り自ずとSNS等への投稿が増えている。
若者ならば尚更だろう。
『動画の「無観客配信」をする若者が徐々に現れていることを知った。
視聴者がいないのに、自分の好きなものや感じていることを、カメラに向かって話して動画配信する。
一見「なんのために?」と思いますが、よく考えれば「フォロワーが少なくてもツイートする行為」とあまり変わりません。
背景には、お花見、始業式、入学式、GWの河原のバーベキュー、部活の大会などの「人生のイベント」が延期や中止になってしまったことがある。
「時期が来たらイベントが強制発生する」感覚が薄れ、「自分から能動的に物事に関わってイベントを起こしていかないと、何も起こらない」という日々を痛感した若者が少なくなかったようだ。
社会からすれば、何も能動的にやらないで家にいる自分は「いないのも一緒」なのではないか。
そういった「能動的でないといけないと感じる圧」は強まったとも言えます。
動画配信やツイートは、この心理の表れだろう。
たとえ一念発起して行動しなくとも「世の中や社会に参加している実感」を得られるような体験へのニーズは、コロナ禍が収束に向かった後も「個々人が自己裁量で生き方を決める」ベクトルが続く限り、強まっていくように思う。』
コメントをお書きください