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'20/6/13 鉛筆を削る

サラリーマン時代はもっぱらシャープペンシルを使っていた。

芯はHBの硬さで0.5mmの太さ。

一般的なモノだが、0.7mmと太めのモノも使った。

文房具が好きで色々な種類のモノを使い、永く使ったモノはドイツ製のPORCHE DESIGNと銘打ってある。

しかし、徐々にパソコンやスマホを使い入力する事が多くなり使用頻度が減った。

退職してからはシャープペンシルは全く使わず、お蔵入りした。

ほとんどスマホで用は足りる。

しかし、ちょっとメモするにはと消しゴム付きの鉛筆を手元に置いておいた。

あると何気なく使う。

色鉛筆も使う。

やはり楽譜にメモする時に重宝する。

そんな訳でふと鉛筆を数本まとめて削る事を思い付いた。

何気無くだから何も目的など無い。

小刀(何でも捨てずに持っている)を取り出して削る。

最初は下手だが、子供の頃の要領を思い出してくる。

段々面白くなり、奥の方から鉛筆を出して来て削り出す。

無心になれる。

これは良い。

結局10本程削った。

これだけあればしばらくは良い。

形の良いペントレイ(何でも捨てずに持っている)を出して来て置くと様になる。

歳を取ると子供に戻ると言うが、鉛筆を眺めていると子供の頃を思い出す。

ちょっと懐かしい時間を過ごせた。