先日、コロナ対策の接触確認アプリ「COCOA」がアップされ300万人近くがインストールしたと報道された。
6割の人が使わないと本当の効果は期待出来ない様だ。
するとアプリLINEの8,000万人近くが必要となる。まだまだ不足している。
強制されている訳ではないから浸透するには時間がかかる。
何故スマホに入れないのか、その理由は様々だろうが気になるのが「個人情報をとられたくない」である。
いつからか個人情報について過剰な反応がで始めた。
多分、住所や電話番号等が漏れてダイレクトメールや電話勧誘が頻発して迷惑を受けた人が現れてからだろう。
私も、変な勧誘電話が会社にかかって来て随分迷惑を受けた事が有るからよく分かる。
しかし、その為に必要な時に個人情報を得られないのは困る。
会社でも、災害時・非常時の連絡の為に個人情報のリストを作成する時に手間がかかって大変だった記憶がある。
今でも自治会の会員情報を得るのに一二名は必ず「コジンジョウホウガー」と言う人がいる。
仮にその人の情報を外し、緊急時に連絡出来なくなる事を想定すると、その人への連絡に大変な手間がとられ有効な対策が遅れる可能性がある。
大切なのは、個人情報をどの様に守り、有効に活用するかである。
ネット時代の現代はスマホや携帯電話を所有しているだけで実は位置情報や個人の趣向、検索履歴等のデータはサービス事業者のサーバーに残っている。
悪意を持って利用すれば私達の行動を誘導する事が出来る。
GoogleやFacebookその他の無料サービスは実は我々の情報を売って大きな利益を得ているのである。
それなのに今更「コジンジョウホウガー」と言うのは片手落ちである。
そんな訳でアプリ「COCOA」がどれだけ普及するか強い関心を持って見ている。
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