
近年は日本でも最高気温40℃を聞くことがある。
インターネットの気象庁のホームページに1875年分から8月の日最高気温の月平均値のデータが載っている。それを使ってグラフにしてみた。
棒グラフは毎年の8月の日最高気温の平均値である。
これだと毎年の変動が大きいのでトレンドが分かりにくい。それで5年毎の移動平均を折れ線グラフで表した。5年移動平均は確実に気温に上昇トレンドを示している。
年毎に見ていると冷夏もあり近年にも29.5℃が2003年にある。
それ以降は30 ℃以下は無い。
32.5℃以上の年が16年で6回もある。
それ以前には130年間に7回だけなのだから高温化は明確だ。
今まで日本は温帯で豊かな四季の変化を楽しむ事が出来たが、既に亜熱帯気候に変化してしまっている。
シニアはいつまでも昔の古き良き日本の気候と言う認識から離れられず、今年は異常だと騒いでいる。
しかし、もう認識を改めて生活の仕方、季節との向き合い方を変えなければならない。
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